【すずきエスニックファーム】果汁したたる『生』唐辛子の旨さを広めたい初物の収穫と加工がスタート

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果汁したたる『生』唐辛子の旨さを広めたい初物の収穫と加工がスタート

唐辛子のほぼ専門農家「すずきエスニックファーム」(廿日市市)が8月1日から初物唐辛子を収穫・加工開始。暑い夏に成長するため、これからが旬となり収穫も本番を迎えます。さらに今年4月から障害者支援施設の利用者さんの力が加わったことで、昨年と比べ2倍の収穫量を見込んでいます。

私たちが日常的に口にしている唐辛子の国内生産量は169tであり(※内閣府経済社会総合研究所「地域特産野菜生産状況調査 確報 平成30年地域特産野菜生産状況」)、国内消費量のわずか1.7%に留まると言われています。その中の広島産となるとさらに希少になります。そしてそれらは殆どが乾燥状態でお客様の口に入ります。本来の水分量が90%近くに上る生唐辛子のフレッシュな美味しさが殆ど知られておりません。

豊かな果汁を含み、瑞々しい美味しさを持つ生唐辛子の食文化が普及していない現状に対し、つけ麺や汁なし担々麺など辛いものが好きな県民性の広島においてこの現状は勿体無いと感じ、家族の後押しもあって23年間のサラリーマン生活に終止符を打ち、新たに「すずきエスニックファーム」を立ち上げました。生唐辛子の美味しさを知り、広めようと思ったきっかけはコロナ禍における在宅勤務でした。自宅での時間を過ごす中で、鉢植えで唐辛子とパクチーとバジルを育て、自分で作ったタイカレーに入れたところ、そのフレッシュな美味しさに衝撃を受けました。この美味しさを広めたいと思った一方、フレッシュな唐辛子はつけ麺、汁なし担々麺など辛いものが好きな人が多い広島では需要があるのではと栽培を始めました。

当初は生唐辛子をそのまま出荷していましたが「使い方がわからない」と食べてもらえないことに悩んでいました。その当時、農業閑散期に代表の鈴木がアルバイトで勤めていた「佐伯醤油有限会社」の「宮島かきのしょうゆ」に触れて「このかきしょうゆが一番美味しい」と確信。そして「この美味しいしょうゆに漬け込んだ
ら、保存性、汎用性を高めて生唐辛子を食べてもらえる」と思いつきました。佐伯醤油の阿須賀社長にこの商品を作りたいと申し出て試作を始めました。5か月の試行錯誤の末、2023年に「唐辛子宮島かきのしょうゆ漬」が完成しました。生唐辛子の美味しさを知ってもらうひと工夫として作ったこのしょうゆ漬が、食文化を根付かせるスタートになればと思います。

本来唐辛子は水分量が90%近くあり、畑から採れたての唐辛子を絞れば果汁が滴るほどです。乾燥させるとそれらが蒸発してしまいますが、この商品ならば生ならではの唐辛子の旨みも100%味わうことができます。そして、 「宮島かきのしょうゆ」に漬けることにより保存性を高め、 「辛味のあるしょうゆ」として汎用性を高めました。当初は乾燥品の方が売れると予想していましたが、思いがけずリピート購入するお客様が増え、ご飯のお供や卵かけご飯、料理のスパイスとして今では看板商品です。発売年2023年の生産は数百でしたが、
2024年は1453本に増産しました。

今年4月に廿日市市の障害者支援施設「そらまめ」と請負契約を交わし、利用者さんと共に畑で汗を流して働いています。かつてサラリーマン時代は不向きな仕事で苦しんでいた私は、コロナ禍で鉢植えで唐辛子を育てている時に廿日市市・商工会議所主催の創業塾を受講して自分の本当にしたいことを見つめ直しました。そこで「自然と共に働きたい、自分が作ったもので喜ぶお客様を見たい。 」事に気がつき、農家に転職しました。その結果、私はサラリーマン時代と比べて格段に元気になりました。職員さんや利用者さんからも楽しく作業できていると好評を得ています。人は、もしかすると自然の下で持てる力を発揮することで、元気になるのではないかと思っています。

つきましては、収穫・加工作業について取材いただき、より多くの方に廿日市産生唐辛子の旨さをお届けでき
ますよう、お力を貸していただけると幸いです。

【連絡先】
<生唐辛子収穫・加工予定>8月1日〜11月下旬
<場所>廿日市市佐伯津田(畑)
<問い合わせ先>すずきエスニックファーム 代表・鈴木隆之 携帯:080-6317-2103
FAX :0829-54-3633.
Mail:suzuki-nouen@red.megaegg.ne.jp
Instagram:suzuki_ethnic_farm

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